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配置薬3社が共同会社 富山、卸売り業務を集約

5/17(水) 2:06配信

北國新聞社

 配置薬メーカーの●貫堂(富山市)、大協薬品工業(同)、内外薬品(同)は16日、各社の配置薬卸売り部門を集約した共同事業会社を設立すると発表した。卸売り業務を統合して効率化し、経営資源を新製品開発や人材育成に振り向けることで成長を図る。来年4月の事業開始を予定する。

 共同事業会社「●貫堂・大協・内外(仮称)」は富山市の内外薬品本社内に本社を置き、同社の笹山敬輔社長が代表に就く。出資比率は3社均等となる。ダイト(富山市)の配置薬卸部門との連携も計画し、同部門を共同事業会社に事業承継させることも検討する。

 ●貫堂は伝統薬、大協薬品工業はパップ剤、内外薬品は「ケロリン」ブランドの解熱鎮痛剤にそれぞれ強みがあり、卸売り以外に製品開発などでも連携の可能性を探っていく。月内にプロジェクトチームを立ち上げ、12月までに経営計画を策定。他の配置薬メーカーにも参加を呼び掛ける。

 新会社の設立は、もともと富山県薬業連合会の配置薬振興委員会で協議してきた案で、参画の意志を示した3社が昨年夏から協議していた。●貫堂の塩井保彦社長、大協薬品工業の石黒淳一社長、内外薬品の笹山社長が16日、富山市内で会見し、笹山社長は「配置薬を再び成長産業へと転換したい」と述べた。●=まだれに黄。

北國新聞社

最終更新:5/17(水) 2:06
北國新聞社