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「アニー」初鑑賞 藤本隆弘とマルシアの存在感◎

日刊スポーツ 5/17(水) 12:37配信

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

 ミュージカル「アニー」を見てきました。記者歴1年ちょっとの私は、実はミュージカルを通しで見るのはこれが初めてでした。30年以上公演されてきた不朽の名作ですが、恥ずかしながらおぼろげなストーリーと「トゥモロー♪」のあのサビフレーズしか知りませんでした。

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 今回の「アニー」は16年ぶりに演出をかえているとのことですが、初めてみた私はどこか変わったのかもわかりませんでした。そんな私が印象的だったのは、大富豪ウォーバックスを演じた藤本隆弘さん(46)とハニガンを演じたマルシアさん(48)の存在でした。主演の「アニー」はダブルキャストで、私が見た回は野村里桜ちゃん(10)が演じていました。彼女は元気だったことと高音の抜けがよかったことが印象的でした。しかし、主人公以上に藤本さん、マルシアさんが印象的でした。「アニー」初体験なので他の人と比較できませんが、2人はとにかく「はまり役」だったように感じました。

 藤本さんは以前インタビューしたことがあります。元五輪水泳選手でもある藤本さんは、そのがっちりした体格で大富豪という役柄を貫禄たっぷりに演じていました。元々ミュージカル俳優だった藤本さんですが、最近は俳優としても活躍しています。個人的には09年NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」で演じた軍神広瀬武夫役が印象深いですが、昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」で演じた堀田作兵衛役もいい味を出していたと思います。

 それに負けずと印象深かったのがハニガンを演じたマルシアさんです。ミュージカル初心者の私でも「はまり役」だと思うほどでした。歌はもちろんですが、ハニガンがどんな人なのかをしっかり感じさせてくれる演技だったと思います。

 ミュージカルというと、なんとなく敷居が高いと思っていました。「アニー」という子どもも見る作品だからということもあるかもしれませんが、実際に見てみるとコミカルな部分もあって、思った以上に見やすかったです。この作品が30年以上愛されている理由もなんとなく実感できたように思います。「百聞は一見にしかず」。改めてこの言葉を実感することになりました。

 しかし、最後の演出は謎でした。犬のサンディーと一緒にハニガンたちが天使の衣装で箱から登場するシーンがありましたが、あの意味が分かりませんでした。サンディーだけならアニーへのプレゼントなんでしょうけど、なんで天使姿のハニガンたちだったのか…

最終更新:5/17(水) 13:03

日刊スポーツ