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吉永小百合、映画120本目でも「まだ成長できる」

日刊スポーツ 5/17(水) 7:55配信

 吉永小百合(72)の120本目の出演映画「北の桜守」(滝田洋二郎監督、来年3月公開)の春部分の撮影がこのほど東映東京撮影所などで行われ、吉永が心身ともに充実している撮影現場について語った。

【写真】おにぎりを握る吉永小百合

 戦中、戦後の北海道を舞台に母子が生き抜く物語。吉永演じるてつと、堺雅人(43)篠原涼子(43)が演じる次男夫婦との同居場面などが撮影された。堺とは映像作品で一緒に演技するのは初めて。他にも篠原、佐藤浩市(56)ら初共演の俳優陣から刺激を受けているという。「素晴らしい方たちとご一緒。佐藤さんとの1対1のシーンではグググッときました。この年だけど、まだ成長できるかしら、と思っています」。

 心と体にパワーがみなぎっている。2月の北海道・網走ロケで約30キロのソリを引く撮影シーンが体にこたえ、筋トレを始めた。「バーベルを持ってスクワットをしています。まだ(バーベルの重さは)25キロで、三宅宏実さんの何十分の1ですけど」と重量挙げ五輪メダリストの名前を挙げた。

 母を演じる喜びにも満ちている。堺、篠原から母の日のカーネーションを贈られた。「私は自信がなくて母になることをやめた人間。(映画という)虚構の世界の中で究極の母を演じられる。この仕事をしていて良かった」。

 吉永との共演について堺は「見入ってしまう。どれだけでも見ていられて、引き込まれる」。篠原は「毛穴がないんです!」と大先輩の若さに驚いた様子で「生まれ変わったら、1日でもいいのでこういう女性になってみたい」と憧れを言葉にした。

 6~7月には北海道ロケを行う。吉永は「何とか完走して母をつとめあげたい」と意気込んだ。【小林千穂】

 ◆「北の桜守」 江蓮(えづれ)てつは一家で樺太で暮らしていたが、終戦後のソ連の侵攻で土地を追われ、息子2人と網走にたどり着き、過酷な環境を生き抜いた。歳月が流れ、米国でホットドッグチェーンの事業を成功させた次男修二郎が帰国し、年老いたてつと再会した。てつは、つらい体験のPTSDに悩まされるようになり、母子は北海道で過去をたどる旅を始める。

最終更新:5/17(水) 8:22

日刊スポーツ