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ライアン氏の孫、脳性まひ患うも救援左腕として活躍

日刊スポーツ 5/17(水) 16:35配信

 史上最多5714三振をマークしたノーラン・ライアン氏(70)の孫、ジャクソン・ライアン君(17)が、脳性まひを患いながらも投手として活躍していると、米ヤフーが紹介した。

 テキサス州ヒューストンのセカンド・バプテスト高に通うジャクソン君は、脳性まひのために右半身を自由に動かすことができない。それでも救援左腕として同高野球部でプレーしている。

 右手にグラブをはめることができないため、投球時には右手にグラブをひっかけるようにして持ち、左手でボールを投げた直後にグラブを左手に持ちかえて、打球に備える。

 ヤンキース時代の93年にノーヒット・ノーランを達成した隻腕投手ジム・アボットがやっていた方法で、ジャクソン君も同投手を見てやり方を学んだという。

 「僕のことを見て、かわいそうだと思ってほしくない。僕はただ良い投手になりたくて、できることをやっている。すべてのことを普通にできるしね」とジャクソン君。

 今季は5回2/3を投げ、1勝0敗、防御率4・94。9個の三振を奪っている。大学で野球を続けることが当面の目標だという。

 アストロズなどで活躍し、現在セカンド・バプテスト高を指導するランス・バークマン氏は「体が不自由な中でも最大限のプレーができるという事実が驚きに値する。彼には強い決意があり、目標に全力を注ぐことができる。いつの日か野球をやめる前に、彼はレンガの分厚い壁(困難)を突き破っているだろうね」とジャクソン君をたたえた。

最終更新:5/17(水) 16:35

日刊スポーツ