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陸奥湾ホタテ春季調査 成育は平年並み

Web東奥 5/17(水) 11:51配信

 陸奥湾内の各漁協と青森県、市町村などは16日、養殖ホタテガイの春季実態調査を青森市などの沖合で始め、半成貝(1年貝)の成育状況を確認した。県によると、貝の成長は調査地点によってばらつきがあるが、全体では平年並みという。
 青森市漁協奥内支所では、同漁協所属の名古屋登さんら2人の養殖施設で調査した。養殖籠に入ったホタテ約800枚を引き揚げ、調査員が大きさや重量などを計測。貝殻の長さは平均7センチ程度で、平年よりも小さめだった。死んだホタテの割合は数%から50%以上と、施設によってばらつきがみられた。貝殻が欠けたりする異常貝の割合は、例年より高めだった。
 16日は青森市と蓬田村、野辺地町、むつ市の計7カ所で実施予定だったが、むつ市の2カ所がしけのため延期となった。県水産振興課の松坂洋課長は、西湾で異常貝の発生が多かった一因について「(成長した稚貝を大きな籠に移し替える)分散を行う昨年9~10月に海がしけ、作業が遅れたことで、ホタテの成長に影響が出たと考えられる」と説明した。
 調査は湾内の漁協・支所25カ所で19日まで行うが、悪天候の場合は順延する。湾内全体の結果は、6月末から7月初めに、報告会で公表される予定。

東奥日報社

最終更新:5/17(水) 11:51

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