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脳卒中の施設評価指標に「維持期」追加も - 厚労省案にWG委員が注文

医療介護CBニュース 5/17(水) 20:05配信

 厚生労働省は17日、脳卒中・循環器病の診療提供体制に関する検討会のワーキンググループ(WG)に、脳卒中の医療提供体制の評価指標の考え方を示した。急性期と回復期に分け、リハビリテーションの実施件数などを盛り込んだ指標案を示したが、委員から「維持期がない」と見直しを求める意見が出た。今後、指標案に維持期を含めることを視野に入れてWGの意見を取りまとめ、来月末に開催予定の検討会に提出する見通しだ。【新井哉】

 この日の会合で、厚労省は「脳卒中の医療提供体制の評価は、地域全体の評価に加え、各医療施設の役割が果たされているかの観点も必要」と説明。各施設が担う医療機能は地域によって異なるため、「地域の実状を踏まえて設定する必要があるのではないか」と提案した。

 指標を設定する施設を分類する際の考え方としては、▽急性期の専門的医療を包括的に行う施設▽急性期の専門的医療を行う施設▽回復期の医療を行う施設-を提示。急性期施設の指標では「急性期リハビリテーションの実施件数」、回復期施設の指標では「在宅など生活の場に復帰した患者の割合」をそれぞれ例示し、委員に議論を促した。

 厚労省の案について、一部の委員から、維持期の施設についても評価指標が必要だとの意見が出た。座長もこれに賛同したため、厚労省は、どのような評価指標が維持期の施設にふさわしいかを含めて検討する方針で、座長らの了承を得た上で、検討会に提出する意見の取りまとめに反映させたい考えだ。

CBnews

最終更新:5/17(水) 20:05

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