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1-3月期GDPは5期連続プラスへ、11年ぶり-エコノミスト予想

Bloomberg 5/17(水) 6:00配信

1-3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は、5期連続のプラス成長となるとエコノミストらは予想している。5期連続は、リーマンショック前の2006年4-6月期以来約11年ぶり。

ブルームバーグの調査では、16日午後時点のエコノミストによるGDPの予想中央値は前期比0.5%増、年率換算で1.7%増となっている。GDPは内閣府が18日発表する。

JPモルガン証券の足立正道シニアエコノミストは11日付のリポートで、輸出が「3四半期連続で高い伸びとなり、成長をけん引する」と分析。低調だった個人消費も「持ち直し」がみられ、公共投資も16年度第2次補正予算による押し上げから「プラスに転化する」とみる。一方で、住宅投資についてはマイナス金利政策実施後に増加した需要がピークを過ぎたとして、「マイナス転化」を予想する。

好調な輸出を背景にした景気への前向きな見方は広がりつつある。日本銀行は4月27日公表の経済・物価情勢の展望(展望リポート)で、実質GDP成長率の見通し(政策委員の中央値)を17年度を1月見通しの1.5%増から1.6%増へ、18年度を1.1%増から1.3%増へ上方修正した。

同リポートでは、足元の景気判断を「緩やかな回復基調」から「緩やかな拡大に転じつつある」に上方修正し、9年ぶりに「拡大」の表現が入った。5月11日に発表された3月の経常収支(速報値)も33カ月連続の黒字となり、単月として過去3番目の水準となった。

Masahiro Hidaka

最終更新:5/17(水) 6:00

Bloomberg