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トランプ氏:ロシアに情報開示する「絶対的な権利」が自分にはある

Bloomberg 5/16(火) 10:20配信

トランプ米大統領の機密漏えい疑惑が広がる中、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日も火消しに奔走、ロシア外相らへの情報開示は「全く適切」だったと述べた。

同補佐官はホワイトハウスでの記者会見で、トランプ大統領が先週ホワイトハウスでロシアのラブロフ外相、キスリャク駐米大使と会談した際、過激派組織「イスラム国」(IS)に関する機密情報を漏らしたとする米紙ワシントン・ポストの報道について、根拠に「誤り」があると指摘。ただ、中心的な事実には異議を唱えなかった。ISの脅威とトランプ政権の取り組みを議論するという意味で大統領の自発的な情報開示は適切だったと説明した。

マクマスター補佐官は、開示について事前に情報当局と正式の協議ないし調整がなされていたかとの質問に、トランプ大統領は「会話の流れの中で決断した」と答えた。

一方、トランプ大統領は16日、自分にはテロに関する情報をロシア当局者らと共有する「絶対的な権利」があると主張した。

トランプ大統領はツイッター投稿で、「大統領として、私はテロや航空の安全に関する事実をロシアと(ホワイトハウスでの公式会合)で共有したいと考えた。私にはそうする絶対的な権利がある」と言明。「人道的な理由に加えて、私はロシアがISやテロとの戦いに一層力を入れることを望んでいる」とコメントした。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は16日、匿名の現職・元職の当局者の情報を引用し、トランプ大統領がロシア外相らとの会談で明かした機密情報はイスラエルが提供したものだと報じた。イスラエル外務省のナフション報道官は論評を控えた。ダーマー駐米イスラエル大使は発表資料で、「イスラエルは米国との機密情報を共有する関係に全幅の信頼を置いており、トランプ政権と今後、この関係を深めていく所存だ」とコメントした。

原題:Trump Adviser Says Disclosure to Russians Was ‘Appropriate’ (3)(抜粋)

Margaret Talev, Shannon Pettypiece, Michael Arnold

最終更新:5/17(水) 8:02

Bloomberg