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【EDIX2017】会場で発見、ちょっと気になるワザあり出展社5選

リセマム 5/18(木) 9:15配信

 5月17日から東京ビッグサイトで3日間開催されている、第8回「教育ITソリューションEXPO」。通称「EDIX(エディックス)」と呼ばれる、教育業界最大級のこの専門展に揃う製品は、電子黒板、プロジェクターやシステムなどの教育ICT機器に限ったものではない。会場で見つけた、特色ある企業や製品を5つ紹介する。

「わたしの知ってる学校グッズじゃない…」会場で見つけた、進化系ノベルティの数々(写真)

◆馬印 書道セット「筆タッチ」
 黒板、ホワイトボード、チョークを製造・販売してきた馬印が展示する商品のうち、特に目をひいたのはホワイトボードで使える書道セット「筆タッチ」。半紙や特別な用具は必要なく、従来のホワイトボードさえあれば、すぐに書道の時間に導入できる製品だ。トメやハネも表現可能な墨汁そっくりの専用インキは液垂れしづらく、乾けばホワイト用イレーザーでサッと一消し。真っ白のホワイトボードに、墨汁そっくりのインキですらすらと書かれてゆく毛筆に足を止める来場者の姿が見られた。


◆コンセント 学び合い支援動画アプリ「DoYatta?!(ドヤッタ)」
 1971年の創業から、生活雑誌や大学広報誌、教科書や教材の企画・デザインに取り組んできたコンセントが開発した動画アプリ。体育の授業での活用を想定している。デザイン畑の企業が制作したアプリでもあり、シンプルかつわかりやすいUIが特徴。カメラを使う感覚で撮影ボタンを押すと、撮影開始から前後3秒ずつ、合計6秒の「切り取り動画」を生成できる。アプリのバックグラウンドで動画録画機能が働いているため、撮影タイミングがズレても子どもが「撮りたい!」と思った瞬間を逃さない。切り取り動画は共有できるため、児童同士が自発的に跳び箱を飛ぶ姿勢やボールの投げ方などをアドバイスし合い、学び合うきっかけにできそうだ。展示ブースでは、東京学芸大学附属小金井小学校の3年生が実際に「DoYatta?!」を利用して体育の授業を行うようすのビデオを観ることができる。アプリは6月中旬にリリース予定。


◆トマトランド
 大阪府東大阪市に本社を置く、スチール製品の企画や製造、販売を行うメーカー。教育現場の要望に応え製作する、オーダーメイドの什器や教具をサンプル展示している。教育業界向けに提供できるおもな製品は、机にタブレット端末を固定する専用スタンドや鉄製のテーブルアーム、タブレット格納ワゴンなど。いずれの製品とも、さまざまな商品を製造してきた板金技術が十分に生かされており、丈夫で壊れず、長く利用できる什器が揃っている。なお、教育現場の要望があれば「何でも作ります」とのこと。ICT機器ゾーンに出展中だ。


◆創源
 ソフトウェアの開発や販売、PC周辺機器などの販売を行う企業。千葉県印旛郡に開発本部を置き、東京に営業所持つ。学校向けのプロダクトとして、健康診断管理システム「Medical Manager」とIT資産管理サービス「AssetRunner」などを展示中。一般に流通している健康診断管理システムと異なり、「Medical Manager」はWebアプリケーションのため、ソフトのインストールや専用デバイスは不要。健康診断の経年記録や保健室を利用した際の詳細を記録できるほか、各種証明書の発行にも対応している。学年に応じ通学キャンパスが変わる可能性のある大学など、「複数のキャンパスを有する大学などに利用してほしい」としている。


◆能登印刷
 大学百貨店と共同出展。従来の学校オリジナルグッズやノベルティの枠を越えた「技あり」グッズを展示中。学校からの希望に応じ、オリジナル性が高い学校グッズを製作しているという。印刷会社の技を生かし、受注したデザインは特殊な素材にもプリントできる。グッズによるが、製作は小ロットも請け負う。特徴的なグッズは、お守りやふせん付きしおり、形も自由に指定できるパスケースなど。


 ブースや企業規模の大小に関わらず、どの出展社からも子どもの教育現場に適応した商品を作ろうとする心意気が伝わってくる。会場は広く、西ホールの1階と2階に分かれているため、気になる出展社の位置を確認してから参加するとよいだろう。EDIXおよび「学びNEXT」の開催は5月19日(金)午後6時まで。

《リセマム 佐藤亜希》

最終更新:5/18(木) 12:14

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