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「稀勢の里給食」で強くなろう! 茨城・牛久の小中学校、幼稚園

産経新聞 5/18(木) 7:55配信

 ■のっぺい汁や厚焼き卵…好物が献立に

 大相撲の横綱稀勢の里(30)=本名萩原寛、田子ノ浦部屋=の出身地、牛久市の公立小中学校や幼稚園で17日、横綱が好きな食べものを献立にした「稀勢の里関給食」が登場した。夏場所で3連覇に挑む稀勢の里のように強くなろうと、子供たちは料理を頬張った。

 給食は、稀勢の里を通じて相撲を身近に感じてもらおうと企画。母親の萩原裕美子さん(62)が正月に作る郷土料理で、横綱が好物という「のっぺい汁」のほか、イワシの角煮やポテトサラダ、厚焼き卵が配膳された。汁には鶏肉や豆腐、葉物野菜や根菜類が入り、卵には「稀勢の里関」の文字の焼き印が押してある。

 稀勢の里の小学2年時の担任で、市立牛久二小(同市田宮町)の鶴巻幸子校長(59)が、横綱昇進の祝賀パレードが市内で開かれた際に本人から聞き取りをして献立に反映させたという。好き嫌いはなく、鶴巻校長は「残さず食べ、早食いでした。全部食べたらおかわりができるので、おかわりがしたくて早く食べていた」と当時を振り返っていた。

 同小6年1組の教室には萩原さんが招待され、給食を楽しんだ。児童からは「野球から相撲に転向したときに、どのような気持ちだったのか」「小さいときは相撲以外に何をしてたの」などと少年時代に関する質問が相次いだ。

 今場所、テーピングをしながら戦う横綱に、上等(うえら)潤君(11)は「力があまり出せないと思うのに、限界までやってすごい」と絶賛。バスケットボールのプロ選手を夢見る宮本優太君(11)は、稀勢の里関給食を食べて「やる気が出てきた」と笑顔をのぞかせた。

 萩原さんは「具だくさんで、バランスのとれた良い食事だと思います。全員がニコニコしておいしそうに食べていたのでよかった」と話し、テーピング姿の横綱を「痛々しいですが、テーピングがなくても良い状態の体作りをしてもらえたら」と満身創痍(そうい)の体をおもんぱかっていた。

 稀勢の里は4日目の17日、平幕の遠藤に押し出され2敗目を喫した。(海老原由紀)

最終更新:5/18(木) 7:55

産経新聞