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県北政懇 堅調な世界経済 伊藤氏「日本にも追い風」

5/18(木) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

県北政経懇話会の5月例会が17日、日立市幸町1丁目のホテルテラスザスクエア日立で開かれ、ニッセイ基礎研究所上席研究員の伊藤さゆり氏が「2017年どう変わる世界と日本」をテーマに講演、「世界経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)はここ数年になく堅調で、日本にとっても追い風」との見方を示した。

伊藤氏はトランプ米政権の経済政策が見えづらいとしつつ、「米国経済は景気拡大傾向が続いている。大統領が何を言おうが影響を受けなくなっているのは安心材料」と強調した。

米国だけでなく、先進国や中国など新興国を含め、「経済は世界全体で上向き。今後6カ月は今の状態が続くだろう」と説明。欧州の安定に向け、フランス大統領選でマクロン氏が勝利したことは好材料とした。

一方で、米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会が年末にも量的緩和の出口戦略に踏み込む可能性があるとし、「長期に及んだ金融緩和策の転換による世界経済への影響には注視が必要」と指摘した。

国内経済については「18年以降は名目賃金が伸び、個人消費も少し上向く」との見通しを示した。

茨城新聞社