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若手実力派ラッパーのロジック、メジャー3作目で初の全米アルバム・チャート1位を獲得

5/18(木) 20:40配信

bmr.jp

若手実力派ラッパーのロジック、メジャー3作目で初の全米アルバム・チャート1位を獲得

若手実力派ラッパーのロジック、メジャー3作目で初の全米アルバム・チャート1位を獲得

あのエド・シーランもお気に入りと述べ、また自らを「若きシナトラ」と呼ぶ27歳の若手ラッパー、ロジックが、メジャー3作目となる最新作『Everybody』で初の全米アルバム・チャート1位を獲得した。

昨年は映画『スーサイド・スクワッド』のサウンドトラックから、タイ・ダラー・サイン、リル・ウェイン、ウィズ・カリファ、イマジン・ドラゴンズらとの豪華共演“Sucker For Pain”に参加し、全米チャート最高13位のヒットとなったことも話題になったロジックは、前作『The Incredible True Story』から1年半ぶりのオリジナル・スタジオ・アルバムとなる新作『Everybody』を5月5日に発売。ノー・I.D.やキラー・マイク、ザ・ルーツのブラック・ソート、パブリック・エナミーのチャック・D、ジューシィ・Jから、アレッシア・カーラやカリードといった若手を迎えたほか、クレジットには無いがJ・コールも最後の“AfricAryaN”に参加している。

ロジックにとってメジャー3作目となるこの『Everybody』が、発売初週でおよそ19万6000枚を売り上げ、ストリーミング・サービスでの再生回数などのポイントを足した総合では、およそ24万7000枚相当を記録。3週連続で1位を独占していたケンドリック・ラマーの『DAMN.』を追いやり、今週の全米アルバム・チャートで初登場1位を手にした。

これはロジックにとって初の全米アルバム・チャート1位獲得となるほか、前作『The Incredible True Story』の初動およそ11万8000枚(総合でおよそ13万5000枚相当)を大きく上回る数字となっており、実売数が右肩下がりとなっている昨今において、特筆すべき飛躍となっている。また、今週3位のケンドリック・ラマー『DAMN.』や今週5位のドレイク『More Life』など、昨今のラップ作品は過半数をストリーミングによるポイントが占めることも珍しくないが、ロジック『Everybody』の場合はストリーミングによるポイントはおよそ4万7000枚相当と全体の2割以下に留まっており、8割近くが実売セールスで占められている。

今年最大の初動を記録したケンドリック・ラマー『DAMN.』は初週でおよそ60万3000枚相当、うちストリーミングによるポイントはおよそ22万7000枚相当と全体のおよそ37%を占め、ドレイク『More Life』は初週およそ50万5000枚相当、うちストリーミングによるポイントはおよそ25万7000枚相当と全体の50%を占めた。こうしたストリーミング全盛期においてロジック『Everybody』が実売セールス中心となったのは、以前からファンとダイレクトに結びつこうと動いてきた彼の行動の結果が大きく反映されたようだ。前作『The Incredible True Story』の際には自費で10万ドル(およそ1100万円)を投じてツアーバスや運転手、ドキュメンタリーの制作チームを用意し、LAからニューヨークまでファンの自宅を突撃して新作を聞かせるというプロモーションを敢行した。今回は、期間限定のオンライン・ストアにて、このストア限定の特典付きバージョンを用意。これにより、初週およそ19万6000枚の実売セールスのうち、6割近い11万5000枚がこの限定ストアで購入されたとのこと。ファンとの結びつきの強さが功を奏した形となった。

またこの『Everybody』の勢いにより、アレッシア・カーラとカリードをゲストに迎えた“1-800-273-8255”が今週の全米シングル・チャートで前週61位から今週47位へと上昇し、自身がリード・アクトの楽曲においてロジックは初のトップ50入りを果たしたほか、表題曲“Everybody”が今週71位に再登場している。

なおロジックは、ストア限定バージョンの『Everybody』に付けられた44ページの特典ブックレットの中で、次のアルバム・タイトルを『Ultra 85』にすると予告。また、アルバムの最後を飾る“AfricAryaN”のエンディングでは、4作目となる次のアルバムについて「最後のアルバム」との発言もあり、引退を示唆していることも話題となっている。

1990年、メリーランド州出身のロジックは、両親はコカインやアルコールの中毒、兄弟はコカインを精製・販売するという環境に育つも、13歳の時に、RZAが音楽を手がけた映画『キル・ビル』の影響でヒップホップにハマり、ラップに開眼。19歳の時にはサイコロジカルと名乗ってライブをするようになり、その才能に目を付けたメリーランドのインディ・レーベル Visionary Music Groupが彼と契約。2011年に発表したミックステープ『Young Sinatra』で注目を集めた彼は、2013年にはヒップホップ専門誌XXLが毎年、期待の若手を選出する恒例企画「XXL Freshmen Class」において、ジョーイ・バッドアス、スクールボーイ・Qらと共にXXL Freshmenのひとりに選出され、その翌月にはDef Jam Recordingsとのメジャー契約が発表された。

2014年10月に、ノー・I.D.をエグゼクティヴ・プロデューサーに迎えたデビュー・アルバム『Under Pressure』を発売すると、全米チャート初登場4位(R&B/ヒップホップ・アルバム・チャート初登場2位)を記録。また、エド・シーランが「ロジックのアルバムが本当にいい」などと賛辞を述べたほか、Complexによる年間ベスト選で45位、VIBEの年間ベスト選で6位に選出されるなど評価された。翌年発表された2作目『The Incredible True Story』では、全米チャートで初登場3位、R&B/ヒップホップ・アルバム・チャートでは初登場1位と前作を超える成績を記録している。

1. Hallelujah
2. Everybody
3. Confess (feat. Killer Mike)
4. Killing Spree (feat. Ansel Elgort)
5. Take It Back
6. America (feat. Black Thought, Chuck D, Big Lenbo & No I.D.)
7. Ink Blot (feat. Juicy J)
8. Mos Definitely
9. Waiting Room
10. 1-800-273-8255 (feat. Alessia Cara & Khalid)
11. Anziety (feat. Lucy Rose)
12. Black SpiderMan (feat. Damian Lemar Hudson)
13. AfricAryaN (feat. Neil deGrasse Tyson)

最終更新:5/18(木) 20:40
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