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錦織「衝撃だった」八百長永久追放の三橋元選手に初言及

スポーツ報知 5/18(木) 6:05配信

◆テニス イタリア国際第4日 ▽男子シングルス2回戦 錦織圭2―0ダビド・フェレール(17日・ローマ)

 男子シングルス2回戦後の会見で、世界ランク9位の錦織圭(27)=日清食品=は、三橋淳・元選手(27)が八百長行為で永久追放処分などを科された問題について「衝撃だった。驚きもある」などと初めて言及。困惑した表情を浮かべた。試合は世界30位のダビド・フェレール(スペイン)に7―5、6―2のストレートで快勝し、3回戦進出。18日に予定される3回戦は、デルポトロ(アルゼンチン)と対戦する。

 快勝の余韻を残した試合後の会見で、錦織がかつての戦友について口を開いた。「(三橋は)友達の一人でもあった。衝撃だった。驚きもある」と本音を吐露した。八百長行為があったなどとして三橋元選手が永久資格停止などの処分を科された。試合がブックメーカーなどの賭け事の対象となるため、八百長根絶を掲げるテニス界全体に及ぶ問題。当然トップ選手である錦織にとっても、避けては通れない話題だった。

 ジュニア時代に国別対抗戦でダブルスを組んだ経験があり、同世代のライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)してきた間柄だった。「悪いやつではない。すごく情熱があって、純粋は純粋だったので、ある意味だまされやすいタイプ。もちろんテニスはできないが、更生して戻ってきてくれたらうれしい」と言葉を選んだ。

現在連絡取れず… テニスの不正監視団体のTIUによると、三橋元選手は15年にツアー下部大会で敗退行為の働きかけをしたほか、選手と関係者が禁じられているテニスへの賭博も76回行ったとされる。日本協会関係者によると、「幼い頃からひとりで行動するようなタイプ。違法行為を起こすようなことはなかった」。協会側は、本人が国外にいることを把握したが滞在先は不明。家族も含め連絡が取れないという。

最終更新:5/18(木) 6:05

スポーツ報知