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GAの複雑なフロー系レポートなんて使わなくていい! ページ経路から課題を発見する2つの方法[第42回]

Web担当者Forum 5/18(木) 7:06配信

今回はどのような順番でページが見られたかという「経路」からWebサイトの課題を発見する方法を解説する。経路分析というと、多くのサイトや書籍で何ステップにもわたる閲覧ページ順のチャートを表示してくれる「フロー系レポート」が紹介されているが、ここではフロー系レポートは使用しない。

Googleアナリティクスには、[行動]>[行動フロー]レポート(図1)に代表される経路分析向けのレポートがいくつか用意されている。

・[行動]>[行動フロー]レポート
・[集客]>[ソーシャル]>[ユーザーフロー]レポート
・[行動]>[イベント]>[イベントフロー]レポート
・[コンバージョン]>[目標]>[ゴールフロー]レポート

これらはデータがユニークに視覚化されているので、見ていて楽しかったり面白かったりするレポートの代表格だと思う。しかし、だからといって施策の改善につながる分析の役に立てられるかというと、それはあまり関係ない。実は筆者はこれらのレポートはほとんど活用しない。

筆者がそうする理由は、これら「フロー系」レポートは勝手にページがグルーピングされていたり、上位5経路しか表示されなかったりといったレポートの仕様にかかわる理由もある。しかし、何よりさまざまなページを行きつ戻りつして無限に枝分かれする閲覧経路で、たとえるなら毛細血管の中で詰まっている箇所を言い当てるような能力が筆者にはないからだ。

ここでは、ユーザーの行動をページ経路から分析するにあたって、そうした複雑なフロー系レポートを使うのではなく、シンプルに「ページが見られた順番を分析する」方法を2つ紹介する。

この記事で学べること:

・ユーザーがページを見た順番からサイトの課題を発見する
・ランディングページとその次のページを「入口からの遷移」で見る
・重要なページの前後を「ナビゲーション サマリー」で見る

 

ランディングページとその次に見たページを見る

では、どのレポートを見れば「ページ閲覧順」のデータから「課題の発見」につなげていけるのだろうか? 何ステップにもわたる閲覧ページの順番をつなげて見るのは難しいので、シンプルにデータを見ることが重要だ。

第36回の集客分析の回では、「参照元」と「ランディングページ」の組み合わせで見る方法を紹介した。この組み合わせを少しずらして見るのがおすすめだ。どういうことなのか、説明していこう。


■ 「入口からの遷移」タブで次に表示したページを見る

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最終更新:5/18(木) 7:06

Web担当者Forum