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ミネベアとリコー、介護で提携 国内市場に参入 売り上げ30億円目指す

SankeiBiz 5/19(金) 8:15配信

 ミネベアミツミとリコーは18日、介護市場に参入すると発表した。ベッドに装着したセンサーで人の体の動きや呼吸の状態などの生体情報を監視できるシステムを提供。高齢者の見守りなどに役立てて、2021年3月期に国内の介護施設向けで両社合わせて30億円規模の売り上げを目指す。段階的にサービスを拡充し、将来的には介護、医療のほか、育児支援などにも活用させたい考えだ。

 ミネベアミツミが2年前から千葉大と共同開発してきた生体情報モニタリングシステムを活用。ベッドの4脚に装着したセンサーが寝ている人の臓器や血流の動きを感知し、呼吸状態などをタブレットなどに表示する仕組みだ。

 介護施設の入居者がベッドから転落しそうになった際、離れたところにいる職員に警告を出すことなどができる。今年秋にも製品化し、18年度から本格展開する計画だ。リコーは複合機、プリンター事業で培った販路を活用するほか、セールスマンも増員し、顧客獲得を図る。

 将来的には、人工知能(AI)の活用で寝ている人の生活や行動のパターンを分析したり、血糖値や血圧値を計測するセンサーや監視カメラを導入したりするなどサービスを拡充させる計画だ。

 ミネベアミツミの貝沼由久社長は「子供がどんな風に寝ているか見守るなど、色々な応用ができる」と期待を寄せた。

最終更新:5/19(金) 8:15

SankeiBiz