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トランプ氏「北核問題、条件整えば平和築く意向」=韓国の特使に

聯合ニュース 5/18(木) 9:26配信

【ワシントン聯合ニュース】トランプ米大統領は17日(現地時間)、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領の特使として米ワシントンを訪れた洪錫ヒョン(ホン・ソクヒョン)前中央日報・JTBC会長とホワイトハウスで約15分間面会し、北朝鮮核問題の解決策について「今は圧力と制裁の段階にあるが、一定の条件になれば関与により平和を築く意向がある」と述べた。ただし、「北朝鮮と対話のための対話はしない」とした。洪氏が韓国の特派員に伝えた。

 トランプ氏が北朝鮮核問題を巡り「平和」という言葉を使うのは初めて。北朝鮮の態度の変化次第では、現在の圧力路線から対話への転換もあり得るという意味に受け止められる。韓国の新政権が過去に北朝鮮との対話と融和を重視していた政党の流れをくむことを踏まえともいえる。  

 トランプ氏は「文大統領と一緒に北朝鮮核問題の解決に向け緊密に協調し結果を生み出すことを期待する」と強調。さらに、「堅固な同盟と結束力、国際協調を通じて結果を得ることができるだろう」と述べた。

 洪氏はトランプ氏にまず文大統領の親書を渡し、米国が韓国の安全保障を引き続き支援し、来月に早速、首脳会談を開催することに対する文大統領の感謝の言葉を伝えた。洪氏は「トランプ大統領は6月の韓米首脳会談に大きな期待感を示し、北の核への制裁と中国との協力関係に言及した」と伝えた。

 トランプ氏と洪氏は、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備と韓米自由貿易協定(FTA)の問題には触れなかったとされる。

 洪氏はトランプ氏の第一印象を「大統領らしく、率直で、行動するリーダーという印象を受けた」と語った。

 米国側はペンス副大統領と、トランプ氏の娘婿のクシュナー大統領上級顧問、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)が同席した。

 洪氏はマクマスター氏と別途会談した。THAAD配備問題についても話し合ったという。配備・運用費用の負担問題は取り上げられず、洪氏は韓国で配備手続きに関する議論が起きており、国会で話し合う必要性があることを伝えた。マクマスター氏は、韓国でこうした問題が起きていることを米国は理解していると話し、北朝鮮核問題への制裁と北朝鮮の状況にも触れた。

最終更新:5/18(木) 10:10

聯合ニュース