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巨人・菅野が明かした成長の全容「“謎のわりきり”できてます」

5/18(木) 11:01配信

東スポWeb

 巨人・菅野智之投手(27)が、16日のヤクルト戦に先発し8回を1失点。投球数もわずか91球という省エネぶりでリーグトップタイの5勝目(1敗)を挙げ、同トップの防御率(1・78)も1点台をキープした。チームも5―1で快勝し「今週はなんとか(3連戦の)頭を取ってチームを勢いづかせたかった」とエースの責任感をのぞかせた。今季の菅野はどこがすごいのか。本人が明かした「意外なポイント」とは…。

 ――見事な投球だった

 菅野:全体的なバランスも良くて、まずまずだったと思います。ある程度コントロールがいいのはどの球団も分かっていると思うので、そのなかで振りにきている相手を、こっちがどう対応していくかってところだと思うので。右、左打者にもツーシーム系が良かったですね。

 ――今季の成長ポイントを聞きたい。以前「今季は走者がいないところで力を入れずとも抑えるコツをつかんだ」と語っていたが

 菅野:そうですね。でも球速は出ているんですよ。147、148キロは常に。でも、自分の中にある「心のリミッター」はついたままなんです。それがピンチとかで解除したときに“バン!”と(出せる)。今までは上げられなかった。ずっとギア入りっぱなしでしたから。

 ――今季は打線の援護に恵まれているが、去年はほとんどなかった。それも関係しているのか

 菅野:そこはなんとも言えないですけど、1点でも取られたら負けると思って初回から飛ばしていたら…やっぱり(精神的に)キツイですよね。今はもう、自分の中で「いいよ、ここで打たれても。ピンチになったらギア上げればいいや」っていう“謎のわりきり”ができてます。

 ――そういえば、春季キャンプで試していたチェンジアップはどうしたのか。WBCでも投げていなかったが

 菅野:WBCは、ある程度は思い描いているようにはなりました。ただチェンジアップは正直、(準決勝の)あのプレッシャーの中で試す勇気はなかった。自分の自信のない球を投げて打たれました、では申し訳がたたないと。(小林)誠司にもそういうふうに伝えたら「やっぱそうだよね。オレもサイン出しづらいわ」と言っていたんで。

 ――結局チェンジアップは封印し、米国戦ではフォークを解禁した

 菅野:フォークをチェンジアップみたいに投げていたんですけどね。フォークの握りなんですけど「落とす」じゃなくて“チェンジアップフォーク”みたいな感じで。

 ――スプリットのような握りか

 菅野:握りはそうかもしれないですけど(ボールを浅く挟む)、理論的にはチェンジアップの時の理論と変わっていない。(ストライクゾーンの)奥行きを出すという感覚と一緒。ただ握りが違うだけで。

 ――それは米国戦への「秘策」だったのか

 菅野:いや、もうひらめき。ひらめきで投げてました。

 ――そのチェンジアップフォークも今季、効果を発揮している

 菅野:そうですね。でも、あのときより精度は上がってますよ。

 ――次回は首位・阪神との対戦となりそうだ

 菅野:先週は阪神に負けてしまって申し訳ない思いだった。絶対に前回やられた屈辱を晴らしてきます。

最終更新:5/18(木) 11:29
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