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<B1仙台陥落>選手獲得で勝機なく

河北新報 5/18(木) 10:36配信

 バスケットボール男子、B1仙台が14日、今季の日程を終えて2部降格が決まった。レギュラーシーズンは14勝46敗で東地区最下位(6位)、bj時代を含めチーム初のリーグ最下位(18位)に沈み、残留プレーオフは1回戦で敗退した。bjリーグとNBLが統合して生まれた国内最高峰の新リーグ。戦い抜くには選手、コーチ陣、フロントの全てで脆弱(ぜいじゃく)だった。混迷を極めた今季の戦いを見つめ直す。(佐藤夏樹)

【陥落】初の指揮 監督荷重く

◎混迷のシーズン(下)資金不足

 2月に仙台市のカメイアリーナ仙台であった下位滋賀との初戦。攻撃は連係を欠き、守備は崩壊した。102失点の大敗は、プレー以前にチーム編成の問題を如実に表していた。

 チームは堅守速攻を掲げたが、それを実現するための選手がそろっていない。石川やホワイトは攻撃志向で守備は弱い。速攻に出ようにも、ネパウエはじっくりとした攻めが得意。テンポを上げるべきか、選手たちは迷った。

<見劣りした補強>

 補強の目玉の日本国籍取得選手、坂本は体の当たりに弱かった。その上、昨年12月に椎間板ヘルニアを再発し、後半戦を棒に振った。限られた予算の中、代わりの外国人探しは難航。マンガーノの獲得は2月半ばにずれ込んだ。

 資金不足が全ての問題に通底している。売り上げは約4億3000万円と昨季より約6000万円増えたものの、B1で互角に戦うには全く足りない。仙台の総年俸は強豪チームの4分の1程度とみられ、選手獲得のマネーゲームに勝機はなかった。

 bjは戦力均衡のためにサラリーキャップ(年俸総額の上限)を採用していた。新リーグは導入を見送っている。年俸抑制は選手の夢を奪うというのが理由だが、逆に地方球団の夢が奪われた。トヨタなど大企業が支えるチームに、地方球団があらがうすべはなかった。

 シーズン前、強豪チームで控えに甘んじていた日本代表に声を掛けたが振られた。主力クラスには、手を挙げることすら、はばかられた。多くの球団がNBA経験者らを獲得したのに比べ、仙台の補強は見劣りした。

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最終更新:5/18(木) 14:07

河北新報