ここから本文です

<中部地整汚職>業者との飲食の届け出 再発防止策で徹底

毎日新聞 5/18(木) 0:48配信

 国土交通省中部地方整備局発注のトンネル工事を巡り、2件の加重収賄罪と官製談合防止法違反に問われた同局北勢国道事務所(三重県四日市市)元副所長、深谷亘被告(56)=懲戒免職=に対し、名古屋地裁は17日、懲役2年6月、執行猶予5年、追徴金195万円(求刑・懲役2年6月、追徴金195万円)の判決を言い渡した。

 中部地方整備局では昨年、業者に入札情報を漏らした見返りに賄賂を受け取ったとして、深谷被告ら職員2人が相次いで逮捕された。これを受け同局は、弁護士や大学教授らを交えた検討委員会を設け、今年3月に再発防止策をまとめた。

 再発防止策では、業者と飲食した場合に日時や金額などを事後に届け出ること、オープンな場所で複数の職員により応接することなどのルールを徹底するほか、入札方法も一部見直すとした。

 これらの取り組みは全職員や建設業界の各団体に説明している。2013年から毎年公表しているコンプライアンス報告書にも新たに盛り込み、実施状況を検証するという。

 同局の置田裕巳・適正業務管理官は「再発防止の取り組みをしっかり推進し、各職員のコンプライアンス意識を向上させたい」としている。【金寿英】

最終更新:5/18(木) 0:48

毎日新聞