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名妓連組合長、16年半ぶりに交代 中堅世代が2代目に

朝日新聞デジタル 5/18(木) 3:10配信

 名古屋の舞妓(まいこ)や芸妓(げいぎ)でつくる「名妓(めいぎ)連組合」の組合長が今月、交代した。16年半にわたって務めてきたベテランの金丸(きんまる)さんに代わり、中堅世代のひと美さんが2代目として引き継いだ。

【写真】長唄「名妓賛派奏」を舞うひと美さん=17日、名古屋市中区

 17日夜、名古屋市中区の老舗料亭「河文」で開かれた舞踊会で、名妓連のメンバーが総出演。ひと美さんは長唄「名妓賛派奏(さんばそう)」を舞い、就任の口上で「まだまだ未熟者ゆえ、これからも精進して参りたい」と決意を述べた。

 ひと美さんは北海道美幌町出身。会社員だった20代後半で、芸者の知人に誘われて名妓連に飛び込んだ。30代半ばで本格的に花柳界にデビューした晩成派だ。取材に「先輩たちの指導を受けつつ、若い世代の意見も取り入れながら、いまの時代に沿った組合をめざしたい」と話した。

 名妓連は1952年に前身の会社が設立された。一時は200人近い芸妓らを擁したが、不況や後継者難などで解散し、2000年に組合として再出発した。現在は19人が所属している。(滝沢隆史)

朝日新聞社

最終更新:5/18(木) 3:10

朝日新聞デジタル