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【オーストラリア】3月住宅融資0.9%増、ローン金利引上げ影響

5/18(木) 11:30配信

NNA

 豪政府統計局(ABS)が発表した3月の住宅融資総額(季節調整値)は前月比0.9%増の331億7,700万豪ドル(約2兆8,016億円)だった。オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のエコノミスト、ダニエル・グラッドウェル氏は「大手銀行による住宅ローン金利の引き上げなどを背景に、融資総額は微増にとどまった」と分析した。
 居住用住宅物件は前月比0.9%増の201億8,000万豪ドル。居住用住宅の融資成約件数は5万4,468件と前月から0.5%減少した。また、融資成約件数のうち、初回住宅購入者が占める割合(実測値)は前月の13.3%から上昇し13.6%となった。
 一方、投資用物件は前月比0.8%増の129億9,700万豪ドルだった。
 グラッドウェル氏は「不動産市場の過熱化を懸念するオーストラリア金融監督庁(APRA)やオーストラリア連邦準備銀行(RBA)は、金融機関による住宅融資基準の引き上げ強化を歓迎している」と述べた。
 ■商業融資は13%増
 ABSが発表した3月の金融統計によると、商業向け融資総額(季節調整値)は453億6,800万豪ドルと、前月から13%増加した。内訳は固定ローンが7.1%増、リボルビング・クレジット(クレジットカードを含む回転信用枠)が36.8%増だった。
 個人向け融資総額は前月比1.7%減の63億7,400万豪ドル。内訳は固定ローンが3.2%減、リボルビング・クレジットが0.8%増だった。

最終更新:5/18(木) 11:30
NNA