ここから本文です

インドネシア、利便性求め加工食品需要急拡大

SankeiBiz 5/19(金) 8:15配信

 インドネシアで加工食品の需要が高まっている。英市場調査会社ミンテルによると、2016年の加工肉と水産加工品の市場規模は、推定でそれぞれ16兆ルピア(約1328億円)、32兆ルピアに達した。いずれも世界屈指の勢いで拡大中だ。現地紙ジャカルタ・ポストが報じた。

 同国内の加工肉市場の年平均成長率(11~15年)は27%で、インドの22%やベトナムの16%を抑えて世界首位だった。同期の水産加工品市場の平均成長率は20%でインドの25%に次ぐ2位だったものの、市場規模はインド、トルコ、南アフリカの3カ国合計のおよそ6倍という。

 ミンテルのアナリストは「インドネシアをはじめとするアジアで加工食品の市場拡大が続く背景には、利便性を追い求める消費者の急増がある」と述べた。経済成長による生活様式の変化で料理をする時間が短くなっており、調理しやすい商品や電子レンジ対応商品の需要が高まっているとの分析だ。

 同アナリストによると、16年は食事の簡素化と栄養に対する関心の高まりが加工食品の開発を牽引(けんいん)した。インドネシアでは生活スタイルの変化が加速するなか、消費者の日々の家事負担を軽減する商品が求められているとしている。

最終更新:5/19(金) 8:15

SankeiBiz