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【英国】ロイズ銀の再民営化が完了 英政府、全持ち株を放出

NNA 5/18(木) 11:45配信

 英財務省は17日、英金融大手ロイズ・バンキング・グループの政府保有株を全て売却したと発表した。今回の放出により、8年越しの民営化作業が完了した格好。これまでに政府が持ち株売却やロイズ銀からの配当金支払いで調達した金額は212億ポンドに達している。
 政府は2008年10月にロイズ銀に203億ポンドの公的資金を注入し、一部国有化した。政府の持ち株比率は当初は43.4%だったが、段階的に放出。ロイズ銀は、政府は最終的に9億ポンド近くの利益を得たとしている。
 同行は今回、年内に企業への貸出額を最大20億ポンド増やし、住宅1次取得者に対するローン貸付額を最大100億ポンドとすると発表。また、2020年までに8,000人の見習いを受け入れる目標を掲げている。
 ロイズ銀の2016年12月期の税引き前利益は42億3,800万ポンドと、前期から2.5倍超に増加。返済保障保険(PPI)の不適切な販売に対する補償をめぐる引当金が4分の1に縮小し、利益は過去10年で最高を記録している。

最終更新:5/18(木) 11:45

NNA