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<拾得物>福岡・中央署職員が着服 業務上横領で書類送検へ

毎日新聞 5/18(木) 7:30配信

 福岡・中央署会計課に所属していた30代の一般職員の男が、拾得物として署に届け出があった金券や時計、バッグなど数十点(数十万円相当)を着服したとして、福岡県警は18日にも職員を業務上横領容疑で福岡地検に書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。職員は容疑を認めているといい、県警は同日、職員を懲戒処分する方針。

 捜査関係者によると、職員は拾得物や遺失物の届け出を受理し、落とし主に返還するなどの業務を担当していた。昨年までの約3年間に拾得物など6万件近くを取り扱ったとみられるが、落とし主が現れなかった拾得物数十点を署内の保管場所から自宅に持ち帰った疑いが持たれている。

 拾得物は届け出の翌日から3カ月が経過して落とし主が分からなければ、拾った人が所有権を取得して引き取ることができる。拾った人が所有権を放棄すれば県の財産になる。職員は拾得物の届け出があったこと自体は隠蔽(いんぺい)せずに事務処理しており、後で落とし主が現れた際に受け取れなかったケースはなかった。職員は発覚後に別の部署に異動している。

 県警では、女性警察官にわいせつ行為をしたとして留置管理課に所属していた50代の警部補2人が3月に強制わいせつ罪で在宅起訴された他、4月には地検庁舎内の控室で野球賭博を繰り返したとして、同課の警部補ら7人が本部長注意や所属長注意を受け、このうち6人が単純賭博容疑で書類送検されるなど不祥事が続いている。【吉住遊】

最終更新:5/18(木) 7:30

毎日新聞