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人口増加が止まらない このままだと2050年には、世界の5分の1がインド人?

6/9(金) 14:20配信

THE PAGE

 人口大国といえば共に13億を超える中国とインドだが、一人っ子政策の影響で人口増加率が頭打ちになった中国に比べ、増加に歯止めの効かないインドの人口はあと10年もしないうちに15億に膨れ上がるといわれている。

フォトジャーナル<人口増加の脅威>- 高橋邦典 第46回

 インドに住んでいたとき、あまりの人の多さに閉口することがしばしばあった。

 特に商業都市ムンバイでは、深夜だろうが早朝であろうが、人の姿を見ないことがない。商店街にでも入ろうものなら人のみならず車やリキシャ、牛や犬までが同じ路面にごった返しているから、車の運転には随分神経を尖らせた。歩道と車道の区別などほとんどないので、どこから何が飛び出てくるかわからないのだ。

 「この国の人口を半分に減すことができたら、社会問題のほとんどは解決するのではないだろうか……」

 そんな思いをいつも抱いていた。

 ゴミ問題、空気汚染や水不足、さらには貧困問題まで、解決の兆しもなく深刻な問題を抱え続けるインド。しかし、考えてみればこれはもうインドや途上国だけの問題ではない。地球上の人間が増え続けていく限り、世界がインド化していくこともありえない話ではない。人口比率で見ても、2050年には世界のおよそ5人に1人がインド人になるのだ。

(2008年12月撮影)

※この記事はTHE PAGEの写真家・高橋邦典氏による連載「フォトジャーナル<人口増加の脅威>」の一部を抜粋したものです。

最終更新:6/15(木) 6:06
THE PAGE