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ロシア疑惑で特別検察官任命=米司法省、民主要求受け入れ

時事通信 5/18(木) 8:02配信

 【ワシントン時事】米司法省は17日、ロシア政府による米大統領選介入疑惑の捜査を指揮する特別検察官を置くことを決め、ロバート・モラー元連邦捜査局(FBI)長官を任命したと発表した。

 特別検察官の設置は政権の影響力を排除する観点から民主党が求めていた。

 モラー氏はFBIの捜査を監督。ロシアとトランプ大統領の陣営が結託し、民主党の内部情報流出などで大統領選の流れをつくろうとした疑惑も含め、強力な権限の下で関連する事実を幅広く調べることになる。

 大統領は司法省の決定を受けて声明を発表し、「私の陣営はいかなる外国組織とも結託していない。徹底的な捜査はそれを確認することになるだろう」と自陣営の潔白を改めて強調。「この件の早期終結を期待している」と記した。

 司法省はこれまで特別検察官に否定的だった。しかし、大統領がコミー前FBI長官を解任し、さらにロシア疑惑に関連した一部捜査をやめるよう圧力をかけていた疑いが浮上したことで、大統領による司法妨害だとの批判が拡大。民主党の要求に応ぜざるを得なくなったとみられる。 

最終更新:5/18(木) 10:52

時事通信