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巨人戦がまた節目に ヤクルト由規が“お待たせ”の初勝利

日刊ゲンダイDIGITAL 5/18(木) 11:58配信

「真っすぐでドンドンいこうと決めていた。野手の方に点をとってもらって、大胆にいくことができました」

 17日の巨人戦、ヤクルトの由規(27)が7回2安打無失点の好投で今季初勝利を挙げ、満面の笑みを見せた。

 最速は152キロ。10年に当時の日本人最速となる161キロをマークしたときのような剛速球はないが、ストレートや変化球のキレは十分だった。

■因縁の相手

 巨人相手の勝利は、実に2083日ぶり。由規にとって巨人戦は、不思議と節目がやってくる。新人年の08年、プロ初勝利を挙げたのは巨人戦。初黒星を喫したのもそうだった。7年前の巨人戦勝利は、今回と同じくその年の初勝利。そして、右肩故障前の一軍最後の登板となったのも、11年9月3日の巨人戦だ。

 11年はシーズン途中から右肩に違和感を抱えながら、投げ続けていた。チームは中日と優勝争いを繰り広げていたから、簡単に離脱するわけにはいかなかった。しかし、巨人戦でいよいよ右肩が悲鳴を上げた。当初は休めば治ると考えていたものの、実際はけん板を損傷する大ケガ。13年に右肩をクリーニング手術したこともあり、昨年、一軍に復帰するまで5年もの歳月を費やした。

 前回巨人に勝ったときからこの7年間、プライベートでも親しかった仲間が次々とユニホームを脱いだ。同期入団の山本斉(07年高校ドラフト3位)、1年先輩の増渕竜義(06年高校ドラフト1位)、1年後輩の赤川克紀(08年ドラフト1位)、そして同じ89年生まれの木谷良平(11年ドラフト2位)は昨年限りで引退し、打撃投手に転身。チームで同学年の選手は、徳山武陽(11年育成ドラフト1位)だけになった。

 増渕たちとは今も交友がある。「常に応援してくれている。本当に感謝しています」と言う。

 89年世代は、他球団では菅野智之(巨人)、中田翔(日本ハム)、菊池涼介(広島)らチームの中心を担っている。1勝を挙げただけではまだ足りない。

最終更新:5/18(木) 11:58

日刊ゲンダイDIGITAL

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