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先進国は少子化の危機 世界全体で見れば人口は爆発的に増加し続けている

6/14(水) 14:20配信

THE PAGE

 少子化で将来が懸念されている日本に住んでいると、人口増加問題と言われてもピンとこないかもしれない。日本のみならず、お隣の韓国やスペイン、イタリアなどのヨーロッパ先進国の国々でも、出生率は下がっているのだ。

フォトジャーナル<人口増加の脅威>- 高橋邦典 第46回

 それなのに世界全体で見れば人口は爆発的に増加し続けている。アジア、アフリカの途上国で爆発的な人口増加が続いているからだ。途上国のスラムや難民キャンプを訪れたことがある人なら誰もが知っているはずだ。まともな教育や医療を受けるどころか、食べることさえままならない子供たちが溢れかえっている。

 途上国の人口増加を食い止めることが問題解決のカギになるだろうが、さすがに温暖化防止の排出ガス規制のように、各国の間で出生率を制限するというわけにもいかない。仮にそれが可能だとしても、インドや、アフリカ諸国の政府が、国民に「一人っ子政策」のような人口制限を強制することなど不可能だ。

 これらの国が日本やヨーロッパのように自然に少子化に転じるまでは何十年という時間がかかるだろうし、かといって地球上から何千、何億という人間が突然消えてしまうことなどあり得ない。とてもながら未来が明るいとは言えないようだ。

(2008年12月撮影)

最終更新:6/19(月) 6:05
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