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「朝チア」活動800回 新宿駅前でサラリーマン応援

朝日新聞デジタル 5/18(木) 3:00配信

 朝の東京・新宿駅前で通勤サラリーマンを応援するチアリーダーの女性たち。「全日本女子チア部☆」を名乗るこのグループのリーダーは旭川市出身のフリーアナウンサー朝妻久実さん(33)だ。「朝チア」活動は7年間でまもなく800回に達する。初めて見る人には驚かれるが、「元気をもらった」と声もかけられる。新たにメンバーに釧路市出身のお笑い芸人三原美雪さん(27)も加わり、「一日の勇気を贈りたい」と張り切っている。

【写真】新宿駅西口で道行くサラリーマンをチアリーディングで応援する(左から)朝妻久実さん、三原美雪さんら=東京都新宿区

 行き交う人でごった返す17日午前8時過ぎの新宿駅西口前。一見場違いな真っ赤な衣装の4人が、音楽に乗せて躍動的なチアダンスを披露し、「行ってらっしゃい」「がんばってください」とエールを送る。毎週1回、新宿を中心に池袋、新橋などで4、5人のメンバーが活動する。

 都会の真ん中で足早に通り過ぎる人が多いが、立ち止まり笑顔で見守る人や常連だというファンの姿も。朝妻さんは「見かけた人に元気のエネルギーを少しでも届けたい思い。でも、こちらが勇気をもらっているみたい」と笑う。

 「全日本女子チア部☆」は2009年に先代のリーダーが1人で始めた。朝妻さんは翌年に仲間入り。旭川東高卒業後に東京の大学でチアリーディング部に所属し、その後、島根県の放送局で契約アナウンサーを1年間務めた。東京の局アナを目指して求職活動中に「朝チア」と出合い、「部活動で学んだチア・スピリット(応援精神)を社会の中で生かしたくなった」という。いまはCSテレビやローカル局を中心にリポーター、タレントとして活躍し、旭川市の観光大使も務める。

 2年前に先代リーダーが引退し、一時は1人で続けていた朝妻さんのもとに、看護師や着ぐるみショーパフォーマーの女性たちが参加を申し出てきた。そして昨年、三原さんが合流。三原さんは「お笑いの仕事で行き詰まっていたときに朝妻さんと出会い、参加して自分らしさを取り戻せた」と笑顔で話す。

朝日新聞社

最終更新:5/18(木) 8:21

朝日新聞デジタル