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週刊文春“盗み見疑惑”ライバル新潮が怒りの糾弾

5/18(木) 16:31配信

東スポWeb

 ベッキー(33)と「ゲスの極み乙女。」川谷絵音(28)の不倫スクープをはじめ、飛ぶ鳥を落とす勢いの「週刊文春」に疑義が生じている。18日発売のライバル誌「週刊新潮」が「『文春砲』 汚れた銃弾」のタイトルで、ネタの“盗み見”を報じた。文春社員が取次業者から新潮の中づり広告を事前入手し、自社の記事に反映しているというもの。事実ならば、文春編集長の進退問題どころでは済まないが…。

「クソ文春! ふざけんな!」

 昨年9月、新潮記者が“あるネタ”をめぐって怒り狂っていたのを本紙記者は目撃したことがある。同記者いわく「ネタをパクられた上に、先にネットに出された。許せない」。

 その言葉の意味が18日発売の週刊新潮で明らかになった。同誌によると、文春の営業兼販促担当社員が雑誌の発売2日前に出版取次会社を訪れ、未公開の中づり広告を入手。そこには発売を控えた新潮の記事ラインアップが掲載されており、詳細はわからずとも、どんなネタが入っているかわかる仕組み。男性社員は中づり広告をコンビニでコピーし、文春編集部に持ち帰ったという。

 通常進行ならば、雑誌発売の2日前は校了と呼ばれる“仕上げ日”。記事締め切りのデッドラインは午後10時ごろ。文春社員がそれまでにコピーを持ち帰れば「新潮が入れてくるネタを把握することができ、場合によっては記事に反映することも可能」(出版関係者)という。

 冒頭の新潮記者が怒った“あるネタ”とは女優・高畑淳子(62)の息子で、昨年8月に強姦致傷容疑で逮捕、不起訴となった高畑裕太(23)の出自に関わるもの。裕太の父親は母・淳子の元夫ではなく、人気ドラマ「相棒」シリーズに出演していた実力派俳優・大谷亮介(63)だったことが当時、報じられた。

「先行していたのは新潮だったが、土壇場で文春が追いつき、雑誌発売前にネットでスクープ速報と称して主要部分を公開した。これをやられたら新潮はたまらない。しかも文春を読む限り、父親のくだりは、後から付け足したように見えなくもない。だから新潮記者は『中づりを見て、文春がネタをパクった』と怒っていた」(関係者)

 ただし、当時裕太の父親に“疑惑”があることは新潮だけがつかんでいた情報ではない。文春が正当な取材手法で情報を得ていた可能性もある。

 新潮は2015年ごろから文春の“カンニング疑惑”について、水面下で調査を開始。「クロ」との確信を持ち、今回の記事掲載に踏み切ったという。

 新潮編集部は「組織的に中づり広告を不正入手していたことに驚きを禁じ得ません。不正は極めて長い期間にわたっており、真相を明らかにするため調査を続ける」とコメント。仮に“盗み見”が文春で常態化していた場合、名物編集長・新谷学氏(52)の進退問題はおろか、雑誌の存続も危ぶまれる事態にもなりかねない。

 文芸春秋広報部は「情報収集の過程についてはお答えしていない。情報を不正、不法に入手したり、それをもって記事を書き換えたり、盗用したなどの事実は一切ない」と完全否定した。

 ライバル誌にこれほど糾弾されて黙っているわけにもいかず、説明責任の観点からも「早ければ次週号に何らかの声明を載せる必要がある」(業界関係者)という。

 取次会社側は新潮の中づり広告を文春側に貸したことを認めており「配慮すべきだった」としている。前代未聞の2大週刊誌バトルの行方はどうなるか。

最終更新:5/18(木) 16:31
東スポWeb