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<ヒバリ>くちばし変形の個体確認 遺伝?病気?

毎日新聞 5/18(木) 10:15配信

 三重県名張市の元鳥獣保護員、朝倉啓介さん(79)が、くちばしが変形したヒバリをカメラで捉えた。野鳥の専門家は「奇形の状態で見つかるのは珍しい。遺伝や病気が原因ではないか」と分析している。

 朝倉さんは先月28日午後4時半ごろ、同市蔵持町内でヒバリを撮影。その場で写真を確認すると、くちばしが曲がっていた。衰弱しておらず、元気な様子だったという。

 「日本野鳥の会 三重」によると、県内で奇形の野鳥が発見された報告例は少なく、平井正志代表(70)も「初めて見た」と話している。

 「山階鳥類研究所」(千葉県我孫子市)の広報主任、平岡考さんによると、原因は遺伝子異常やウイルス性の病気の可能性が考えられる。写真のヒバリは幼鳥ではなく、全国的にも奇形の野鳥が発見される例は珍しい。奇形で生まれた場合、命を落とす危険性も高くなるという。変形したくちばしでは虫や植物の実などが捕食しにくいと考えられるため、「(1年以上)生き続けるのはすごい」と驚いている。【広瀬晃子】

最終更新:5/18(木) 10:15

毎日新聞