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生産量全国一の「ぶどう山椒」出荷始まる 和歌山・紀美野町など

産経新聞 5/18(木) 7:55配信

 県が全国一の生産量を誇る「ぶどう山椒(さんしょう)」の出荷が始まっている。JAながみね(本店・海南市)管内では、大粒で鮮やかな緑色の実山椒の出荷が6月上旬まで続く見通しで、京都など関西市場に約20トンの出荷を予定しているという。

 県内では紀美野町や有田川町などで栽培が盛んな「ぶどう山椒」。粒が大きく、ブドウの房のように実る。山椒の中でも香りの成分が強いとされ、“緑のダイヤ”とも呼ばれている。

 JAながみねによると、今年の出荷は平年よりやや遅いスタートとなったが品質は良好。蒸し暑い日に成熟が進むとされ、作柄は昨年と比べても良さそうだという。7月中旬ごろからは、漢方薬や調味料として広く用いられる乾燥山椒の集荷も行われる。

 約1200平方メートルにわたって栽培する紀美野町野上の柿原啓子さん(80)は、「ひと房にたくさんの大粒がついて、とても良い実になっている。ぜひ味わっていただければ」。南秀和・野上山椒部会長(58)も、「ウナギだけでなく、みそ汁や焼き肉など味の濃い料理にもぴったり。ぶどう山椒のすっきりした香りと味を、さまざまな料理に合わせてみてほしい」と話している。

最終更新:5/18(木) 7:55

産経新聞