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錦織圭ショック “友達”三橋元選手の「八百長騒動」直撃

東スポWeb 5/18(木) 16:38配信

 男子テニスの世界ランキング9位・錦織圭(27=日清食品)が“八百長騒動”の余波を受けている。テニスの不正監視団体・TIUから八百長を指摘され、処分を受けた三橋淳・元選手(27)とは同じ1989年生まれでジュニア時代にペアを組んだ間柄。そのため、錦織も「衝撃だった。驚きもある」「友達の一人でもあった」などと話し、更生を促したが、三橋元選手はそんな錦織への“裏切り”とも取れる行動を続けており、日本テニス協会も気をもんでいる。

 右手首痛でマドリード・オープンを途中棄権した錦織は17日、イタリア国際2回戦で復帰。同30位ダビド・フェレール(35=スペイン)を7―5、6―2のストレートで退けた。心配される右手首の状態は「まったく問題なく、大丈夫」と話し、ひとまず不安を払拭した。

 その錦織の活躍とは裏腹に、日本テニス界のイメージを失墜させているのが三橋元選手だ。TIUから永久追放処分と罰金5万ドル(約560万円)の処分を受けたニュースは世界に配信された。すでに引退しており、日本テニス協会に管理責任はない。とはいえ、ダンマリを決め込むわけにもいかず、この日の緊急会見では「大変遺憾」(福井烈専務理事)とやり場のない怒りをにじませた。

 さらに火の粉は錦織にも及んでいる。三橋元選手とは16歳以下の国別対抗戦ジュニア・デビスカップでダブルスを組んだ。それだけにショックを隠せない。「衝撃だった。驚きもある」「友達の一人でもあった」などと無念そうに切り出すと、人柄にも言及。「悪いやつではない。すごく情熱があって、純粋は純粋だったのである意味、だまされやすいタイプ。(今後は)もちろんテニスはできないが、更生して戻ってきてくれたらうれしい」とかばい、懸命のエールを送った。

 錦織らしい“男気”を見せたのだが…肝心の三橋元選手には反省の色はカケラもないようだ。TIUからの事情聴取を拒否したばかりか、協会が事実確認のため連絡を入れても、ケータイの電源はオフにされたまま。昨年、八百長仲間が摘発されており「次は自分と予想してるでしょ」(関係者)というから、計画的に海外に逃亡→蒸発している可能性が浮上している。

 ルーマニア人の妻を持つ三橋元選手はベトナムでビジネスを始めるなど、海外の生活には手慣れたもの。もともと周囲とつるまない一匹狼タイプで「ちょくちょく変なアクションを起こす。フェイスブックに書き込みしたと思ったら、プツンとアカウントがなくなっちゃう。そういうのを繰り返していた」(同)と“奇行”でも知られる。

 八百長のほか76回に上る賭博行為の疑惑もあり、国際的犯罪組織や闇社会とのつながりも否定できない。クリーンな印象で巨大スポンサーを何社も抱える錦織とはあまりに対極だ。

 加えて、錦織が親しかったのもあくまでジュニア時代のこと。協会は三橋元選手に接点のある選手に聞き取り調査を行うことも検討している。当然、錦織の名前も挙がるが、別の関係者は「錦織にヒアリングするだけでもニュースバリューになる。そこは慎重になるし、いまさらジュニア時代のことを聞いても仕方がない」。反響の大きさを考慮して冷静な判断を求める声も強く、錦織を極力“余波”から遠ざける考えだ。

最終更新:5/18(木) 16:38

東スポWeb