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日光山輪王寺で「延年の舞」堪能 栃木

産経新聞 5/18(木) 7:55配信

 日光山輪王寺(日光市山内)の三仏堂で17日、1100年以上の伝統を誇る「延年(えんねん)の舞」が披露され、古式を伝える独特の舞を大勢の参拝者が堪能した。

 世の中の平穏や人々の長寿を願い、古くは東大寺や興福寺でも奉納されていたが、今では輪王寺と毛越寺(もうつうじ)(岩手県平泉町)だけで続けられている貴重な舞だ。白の五条げさ、緋色(ひいろ)の直垂をまとった若手住職2人がひのき製の敷舞台に上がり、僧侶たちの唱える延年頌(えんねんじゅ)に合わせて力強く足を踏み鳴らしながら荘厳な舞を披露した。

 数年舞衆を務めている関口純一さん(43)は「毎年、気の引き締まる思い。先輩から受け継がれた舞を自分たちの代で崩すことなく、次の世代に引き継ぐ責任を感じている」と話した。夫婦で訪れたさくら市の無職、小嶋一男さん(67)は「3年続けて見ている。神聖な感じでいいですね」と表情を緩めた。

最終更新:5/18(木) 7:55

産経新聞