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【ヤクルト】由規、背筋徹底強化で今季初勝利&2083日ぶりG斬り

スポーツ報知 5/18(木) 5:52配信

◆巨人0―7ヤクルト(17日・東京ドーム)

 あふれた感情は、笑顔となって表れた。今季2試合目の由規が7回2安打無失点。今季初勝利だ。「気持ちの中で大胆に。どんどん真っすぐでいって、早めに追い込んだことが良かったかな」。巨人戦の勝利は11年9月3日(神宮)以来2083日ぶり。昨季、チームが1勝10敗と苦しんだ東京Dでは10年3月27日以来7年ぶりのG倒を果たした。

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 初回。立岡、橋本をスライダーで連続三振。最速152キロの直球でカウントを作り、変化球で仕留めるパターンを確立した。4回は2死から連続四球を与えたが、マギーを直球の後のスライダーで中飛。「スピードはなくても、リリースの感覚がハマった理想の直球が多かった。常に自分優位で進められた」と言った。

 13年の右肩手術から復活2年目。オフは「中6日」を念頭に、弱かった背筋強化を徹底。一本軸のように真っすぐに立つ。腕が横振りにならないよう、背負い投げのイメージで縦回転―。「どこを意識してるかで全然違う」。少しずつ、理想と現実が近づいた。

 昨年12月、東北高で兄・史規さん(30)が同級生だった縁もあり、ダルビッシュ(レンジャース)と自主トレを共にした。「学んだことは意識の違い。いろんなことに興味を持つようになりました」。ウェート後にプロテインを飲むくらいだった習慣が一変。5~6種類の中から練習前、練習後、ウェート後、試合中、就寝前とそれぞれに適したサプリをとる。試合中の飲料水にもアミノ酸などを配合し、「疲れることが少なくなったと思う」と効果を実感した。

 4月4日。目を覚ますと、1件のLINEに気づいた。「肩は大丈夫?」。テレビをつけると、送り主は海の向こうで開幕投手を務めていた。起きる直前まで見ていた夢に出てきたダルビッシュからの連絡。「夢の続きかと思った」と驚いたが、心は奮い立った。

 登板間隔を空けた方が高いパフォーマンスを出せるという首脳陣の判断で、今回は登録抹消。当面は中10日程度での登板が続く見込みだが、いずれは中6日での登板を目指す。「ずっと短い期間でローテを回りたい」。目標はもっと上にある。(中村 晃大)

最終更新:5/18(木) 8:57

スポーツ報知

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