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東京株、285円安=3週ぶり1ドル・110円台―米大統領疑惑が波及

時事通信 5/18(木) 9:37配信

 18日午前の東京市場では、トランプ米大統領によるロシアへの機密情報漏えいや連邦捜査局(FBI)の捜査妨害をめぐる疑惑を嫌気して、円高・株安が進んだ。円相場は約3週間ぶりに一時1ドル=110円台に急伸。日経平均株価は前日比285円18銭安の1万9529円70銭で午前の取引を終えた。

 株式市場は、ほぼ全面安の展開。日経平均は一時365円下げ、約2週間ぶりに節目となる1万9500円を割り込む場面もあった。米株安や円高で輸出関連株が値下がりしたほか、「トランプ相場」をけん引してきた金融関連株などが売られた。

 市場では「米政権の政治リスクは一過性ではなく、今後も影響が続く」(大手証券)との懸念がある。東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は21.48ポイント安の1554.34。

 外国為替市場では、米政権運営の先行きに対する不安から安全資産とされる円が買われた。市場関係者は「米政治の混乱で、米利上げペースが鈍化するとの見方が強まれば、ドル売り・円買いが一段と進む」(FX会社)とみている。

 午前11時現在の円相場は、111円04~05銭と、1円40銭の大幅円高・ドル安。円は対ユーロでも下落した。午前11時現在は1ユーロ=123円86~87銭と、82銭の円高・ユーロ安となっている。 

最終更新:5/18(木) 14:26

時事通信