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呂比須アルビ、本格始動 負けられぬ“初陣”前に公開練習 新潟

産経新聞 5/18(木) 7:55配信

 今季のリーグ戦で1勝しかできない不振が続き、早々と監督交代に踏み切ったサッカーJ1のアルビレックス新潟が、呂比須ワグナー新監督(48)の下でチームの立て直しに動き出した。ホームのデンカビッグスワンスタジアム(新潟市中央区)で20日に予定されている次戦の相手、北海道コンサドーレ札幌はリーグ戦15位と下位のチームだけに、J1残留を目指すアルビにとって絶対負けられない戦い。「呂比須アルビ」は、真価を問われる局面をいきなり迎える。 (太田泰)

 守り重視の新陣形

 「元気出して、頑張っていこう」。17日、聖籠町の新潟聖籠スポーツセンターにある専用練習場で多くのサポーターが見守る中、呂比須監督の一声から新体制2日目の公開練習が午前10時ごろに始まった。

 練習は2チームに分け、実戦形式で実施。呂比須監督は「集中しろ!」などと時折大声で叱咤(しった)しながら、プレーを途中で止めて選手に指示を出し、新しいフォーメーションのバランスやカバリングを確認した。選手たちは声を掛け合い、シュートが決まるとチームメートにエールを送るなど、緊張感が漂う中で和やかなシーンも。勝利に向けた意欲をみなぎらせ、グラウンドを走り回った。

 新フォーメーションはFWが1人の4-2-3-1を採用。これまでの4-4-2と比べ、より守備を重視した陣形だ。練習後、呂比須監督は「負けが続いているせいか、選手たちには焦りも見える。まずは良いディフェンスをすることが大事だ」と説明。次戦の札幌について「気をつけなければならない相手だ」と表情を引き締めた。

 サポーターの熱い思い

 ゴールが期待されるFWのホニ選手(22)は「新監督が求めることをチームのみんなでやっていきたい」と強調。「(大敗した14日の浦和レッズ戦では)サポーターの応援はありがたく、鳥肌が立つほどだった。彼らのためにも勝利をつかみたい」と自らを奮い立たせていた。

 呂比須監督の指揮ぶりを見守ったサポーターたちの思いは熱い。泊まりがけで駆けつけた柏崎市の栗林美沙希さん(21)は「勝ち点を増やしてほしい。札幌戦には期待している」と勝利を願った。また、阿賀野市の波多野実さん(66)は「得意とする連係プレーで、ぜひ勝ってほしい」と話した。

最終更新:5/18(木) 10:57

産経新聞