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〔ふるさと短信〕ふるさと納税5倍に急増=返礼品やめ使途選択制で-京都府長岡京市

時事通信 5/18(木) 11:41配信

 京都府長岡京市が、ふるさと納税の返礼品提供を取りやめ、寄付先の事業を納税者が選択できる方式に改めたところ、2016年度の納税額は306万2000円と前年度の60万7000円から約5倍に増え、過去最高額を記録した。
 市は従来、返礼品として、市主催の祭り「ガラシャ祭」のグッズをプレゼントするなどしていた。全国的に返礼品競争が過熱化する中、「モノではなく魅力ある事業で応える」との方針から、返礼品を廃止。▽森林再生▽JR長岡京駅前のイルミネーション拡充▽子どもたちに本を贈る-の3事業から寄付先を選べるようにしたところ、イルミネーション以外の2事業で目標額を上回り、本を贈る事業では、年間目標額100万円に対し約150万円が集まった。
 市は寄付を受け、市内の10小学校に英語図書を22冊ずつ購入したほか、寄付者から指定のあった1校には、300冊を寄贈した。
 総務課の担当者は「局所的で季節も限られるイルミネーションに比べ、森林の整備や本の寄贈は、市外の寄付者の共感を得やすかったのではないか」と分析。17年度からは本を贈る事業の目標額を210万円に引き上げ、寄贈先を中学校にも広げる。 

最終更新:5/18(木) 11:45

時事通信