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NYで近代絵画など競売、エゴン・シーレ作品は土壇場で出品中止

ロイター 5/18(木) 14:12配信

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米サザビーズが16日、印象派や近代絵画など50点あまりを対象として競売をニューヨークで行い、4分の3近くが落札に至ったものの、今回の目玉とされたオーストリアの画家エゴン・シーレの初期作品が土壇場で出品中止になるハプニングがあった。

この作品は、シーレが19歳のときに描いた「ダナエ」。競売直前に出品中止が発表されたが、サザビーズは所有者が売却しないとの決定を下したと述べるにとどまった。

サザビーズは、今回の競売では「ダナエ」が初期作品として競売されるものでは最も重要な作品とし、シーレ作品の価格としては過去最高の4000万ドル(約44.4億円)が付くと予想していた。

出品中止により、競売で最高落札価格を記録したのはロシアのカジミール・マーレビチによる抽象画「Suprematist Composition with Plane in Projection」の2120万ドルで、予想の1200万─1800万ドルを大きく上回った。

このほか、マックス・エルンストの彫刻「女王と戯れる王」(Le Roi jouant avec la reine)に10人を超える入札があり、予想の4倍近くの約1600万ドルで落札され、エルンストの彫刻としては最高値となった。モネの一連の作品「水連」の1つである「水連の池」(Le Bassin aux nympheas)も同額で落札された。予想価格は1400万─1800万ドルだった。

最終更新:5/18(木) 14:12

ロイター