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広島ミスミス連勝ストップ 勝ちゲームまさか…緒方監督「野球は9回だから」

スポニチアネックス 5/18(木) 8:10配信

 ◇セ・リーグ 広島4―5DeNA(2017年5月17日 マツダ)

 広島は17日のDeNA戦(マツダ)で守備の乱れから逆転負けを喫し、4連勝を逃した。9回に登板した今村猛投手(26)が味方守備陣の拙守もあって3点差を守れず、延長10回には一岡竜司投手(26)が四球と自らの失策から決勝点を奪われた。首位・阪神からは今季最大の2.5差へ後退。一挙4得点した7回の逆転劇を生かせず、痛恨の黒星に沈んだ。

【写真】9回表1死一、二塁、宮崎の打球に跳び込むも後ろに逸らし、2点適時三塁打とする鈴木

 延長10回1死満塁。一岡がロペスに許した右犠飛で決着がついた。「ああいう場面でああいう投球をした自分が腹立たしい」。登板直後、先頭打者のエリアンに1球もストライクが入らず四球を与えた。1死二塁からは投ゴロを後逸。一、三塁からの二盗で一塁が空いたことで塁を詰め、併殺を狙ったロペスへの初球の外角球が高く浮いた。無安打で献上した決勝点だけに余計悔しい。

 そもそもの誤算は9回に今村が3点差を守り切れなかったことだ。1死からの三ゴロを安部が一塁へ悪送球し、打者走者のロペスを二塁まで進めた。筒香への四球後、宮崎の低いライナーを右翼手の鈴木がチャージして後逸(記録は三塁打)。走者2人に生還を許し、直後に戸柱に同点の中前適時打を浴びた。4月上旬から離脱した中崎に代わって抑え役を務めてきた今村にとっては今季8度目のセーブ機会で初めての失敗になった。

 「四球を出したのも打たれたのも僕。勝ちを守り切れなかったのは僕の責任。先発やファンの方には申し訳ないけど、また明日も試合がある。しっかり切り替えて、出番があれば勝ちに貢献したい」

 対照的に終盤を守り切って4連勝した阪神からは今季最大の2・5差へ後退。緒方監督は冷静な面持ちで拙守が重なった終盤を振り返った。

 「結果から言うとミスが絡んでいる。野球は9回だからね。あそこをしっかり守り切ることができなかったことが、こういう結果につながった。いい経験だと思って明日からを戦いたい」

 救いは打線の好調ぶりだ。1点を追う7回はDeNAの投手交代を突き、5安打集中で一挙4得点。1死二塁から代打・西川の右前適時打で追いつき、田中が7度目の猛打賞を決める右越え2ランで勝ち越し。開幕から40試合191打席目での待望の1号にもなった。阪神追走へ沈んでいる暇はない。(柳澤 元紀)

最終更新:5/18(木) 9:37

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