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フィジーの窓口機関、台湾から撤退 中国が働きかけか?

産経新聞 5/18(木) 7:55配信

 【台北=田中靖人】台湾の外交部(外務省に相当)は17日、南太平洋の島嶼(とうしょ)国フィジーが台北に置いていた対台湾窓口機関を閉鎖すると明らかにした。立法院(国会)で呉志中政務次長(次官)が答えた。フィジーと台湾の間に外交関係はないものの、フィジーは1997年から台北に「貿易・観光代表処」を置いていた。フィジーは2006年末のクーデターによる軍事政権誕生以降、中国との関係を強めており、閉鎖の背景には蔡英文政権に圧力をかける中国の働きかけがあるとみられる。

 呉次長は閉鎖の理由について「経費上の問題と信じる」とし、台湾がフィジーに置く窓口機関に影響はないと強調した。一方で外交部は指摘されるまで閉鎖の事実を公表しておらず、質問した野党、中国国民党の立法委員(国会議員)は「国民を欺くものだ」と批判した。

最終更新:5/18(木) 9:46

産経新聞