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週刊新潮「スクープつぶし」批判=文春、「中づり」不正入手否定

時事通信 5/18(木) 16:06配信

 「週刊新潮」(新潮社)は18日に発売した最新号で、同誌の中づり広告を「週刊文春」の発行元・文芸春秋の関係者が事前に入手し、新潮と同様の記事を文春誌面やホームページに掲載することで「スクープつぶし」を行っていたとする記事を掲載した。

 
 これに対し、週刊文春は同日、ホームページ上に新谷学・編集長名で見解を発表し、「情報収集の過程で、他メディアの動向をつかむことはしばしばある」とする一方、「情報を不正、不法に入手し、記事を書き換えたり、盗用したりした事実は一切ない」と疑惑を否定した。

 通常、両誌とも毎週木曜日発売。週刊新潮の中づり広告は発売2日前の火曜日に出版取次会社に渡される。今回の記事では、その段階で文芸春秋の営業担当者が広告をコピーし、週刊文春編集部に送ることが恒例化していると主張している。

 具体例として、2014年9月発売の週刊新潮が「ジャーナリストの池上彰さんが朝日新聞の慰安婦報道検証記事を批判したコラムの同紙への掲載を拒否された」ことを報じたケースなどを紹介。自身の中づり広告では「池上さん」の問題に触れていなかった文春が、同趣旨の記事を雑誌発売前の火曜日夜に「スクープ速報」としてネット上で公開、雑誌誌面にも掲載したとしている。 

最終更新:5/18(木) 16:17

時事通信