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豊洲市場 土壌汚染に追加対策 専門家会議きょう提言

産経新聞 5/18(木) 7:55配信

 築地市場(東京都中央区)の豊洲市場(江東区)への移転問題で、豊洲市場の土壌汚染対策を検証する都の専門家会議が、環境基準超えの有害物質が検出された地下水への追加の対策案を提言することが17日、関係者への取材で分かった。建物の地下空洞に地下水が入らないようにするなどの内容で、費用は数十億円になるとみられる。

 専門家会議は18日の会議で公表予定。これらの対策で豊洲市場の安全性を高めた上で、地下水管理システムの機能強化を通じて有害物質を環境基準以下に抑えることを目指せるとの見解を示すもようだ。

 小池百合子知事は専門家会議の報告書を移転の可否の判断材料の一つに位置づけている。

 専門家会議はこれまで、食品を扱う建物の地上部分は「科学的に安全」と評価する一方、地下空洞に一時的にたまることもあった地下水の対策を検討。関係者によると、今回の対策は、地下空洞の床に遮蔽効果のあるシートかコンクリートを敷設し、換気設備を設置するなどの内容になる。

 3月公表の地下水調査結果では最大で環境基準の100倍のベンゼンが検出され、都は調査を継続。関係者によると、高い水準の数値が続いており、この状況も18日の会議で示される。

最終更新:5/18(木) 7:55

産経新聞