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<大阪市>6月に地下鉄新会社を設立 18年の民営化向けて

毎日新聞 5/18(木) 19:36配信

 ◇名前「大阪市高速電気軌道株式会社」 「社長は民間から」

 大阪市交通局は18日、2018年4月の市営地下鉄民営化に伴う新会社の設立に向け、準備会社の「大阪市高速電気軌道株式会社」を6月1日付で設立すると発表した。準備会社の名称が、そのまま新会社名になる予定。吉村洋文市長は新会社の社長について「民間出身が望ましい」と述べ、年内にも内定させる意向を示した。

 市交通局によると、準備会社は同市西区の交通局本局庁舎内に置く。市が100%出資し、資本金は8750万円。代表取締役1人と取締役1人、総務・企画担当3人の計5人で構成し、いずれも交通局職員から充てる。準備会社は、鉄道事業免許の移行手続きや職員の新規採用・転籍受け入れ業務などを担当する。

 新会社の社長人事について、吉村市長は18日の定例記者会見で「安全運行も含めたサービスを重視し、組織の意識改革をやってもらうため、外部の民間からが良いだろう」と述べ、交通局からの登用はしない考えを示した。年明けに予定する株主総会などを経て、最終決定する。

 会社名の愛称やロゴは、広告代理店など専門事業者から募り、新会社の誕生に合わせて公表する予定。

 また、7月1日に約20人で構成する市長直轄の新組織「都市交通局」を設置し、交通政策全般に使う基金の所管や新会社の監督などを担当する。

 吉村市長は「関西地下鉄の雄として、東京の地下鉄会社に負けないよう成長してもらいたい」と新会社への期待感を示した。【岡崎大輔】

最終更新:5/18(木) 19:36

毎日新聞