ここから本文です

マクロン仏大統領、閣僚名簿を発表 左右両派バランス重視

産経新聞 5/18(木) 7:55配信

 【ベルリン=宮下日出男】フランスのマクロン大統領は17日、新内閣の閣僚名簿を発表した。フィリップ首相が所属する保守系の共和党や左派の社会党など党派を超えた勢力から起用したバランス重視の陣容。「政治の刷新」を掲げるマクロン氏は6月の国民議会(下院)選で支持基盤拡大を目指す。

 発表された閣僚らは計22人。財政も担う重職の経済相に共和党のルメール元農相を充て、社会党ではオランド政権のルドリアン前国防相を外相、コロン・リヨン市長を内相に起用。大統領選でマクロン氏を支えた中道政党「民主運動」のバイル議長を法相に選んだ。

 仏紙ルモンドによると、各勢力間の配分は社会党4人、民主運動3人、共和党と急進左派系が各2人。政治家以外から11人。男女の内訳は各11人。

 ただ、党派を超えた組閣に波紋も広がる。共和党の選対責任者、バロワン元経済相はフィリップ氏の首相起用に「マクロン氏がやろうとしているのは政界再編でなく破壊だ」と警戒。だが、共和党陣営では議員約30人が新政権との協調を訴える声明も発表した。

 一方、社会党では元大統領選候補のアモン氏が「共和党の首相の政権に左派が協力するとは考えられない」と批判した。

最終更新:5/18(木) 7:55

産経新聞