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記事盗用疑惑の「週刊文春」、新谷編集長が声明を発表「他メディアの動向把握は日常的」

スポーツ報知 5/18(木) 14:23配信

 文芸春秋が発行する「週刊文春」の新谷学編集長は18日、同社の「文春オンライン」で新潮社が発行する「週刊新潮」が文芸春秋の営業担当者が「週刊新潮」の発売前に中づり広告を不正入手し、文春編集部に渡していた疑惑のニュースについての声明を発表した。

 今回の疑惑は17日に新潮社が明らかにしたもので、出版取次会社「トーハン」の社員が「週刊新潮」の中吊り広告を文春の社員に渡していたという。「トーハン」は渡していた事実を認めたが、文芸春秋は記事盗用などの疑惑は否定している。

 「編集長から読者の皆様へ」と題した声明で新谷編集長は「週刊新潮」等のメディアによる「週刊文春」の情報収集に関する報道についてご説明させていただきます。まず、「週刊文春」が情報を不正に、あるいは不法に入手したり、それをもって記事を書き換えたり、盗用したりしたなどの事実は一切ありません」と盗用疑惑を全面否定した。

 その上で「私たちは毎週、締め切りギリギリまで全力で取材にあたっています。その情報収集の過程で、他メディアの動向をつかむことはしばしばあります。そうした「情報戦」は、さまざまな形で新聞やテレビなどのメディアも行っています」と説明した。

 さらに「週刊新潮」の記事では、あたかも「週刊文春」が自らのスクープ記事を盗んでいるかのように書かれていますが、例として挙げられた記事においても、そうした事実は断じてありません。社会を騒がせている事件、人物等については、多くのメディアが当事者やその周辺を継続的に取材しており、その過程で他メディアの動向を把握するのは日常的なことです。ただし当然ながら、すべての記事は自らの手で十分に取材を行い、必要な裏付けが得られた段階で掲載されています。前述したように、取材はギリギリまで行っているため、締め切りにタイムラグがある中吊り広告と新聞広告でその内容が異なることは決して珍しいことではありません」と続けた。

 最後に「私たちにとって、スクープとは、極めて重い言葉です。それはまさしく他の追随を許さない決定的な独自情報を意味します。「週刊文春」は、これからも読者の皆様に堂々と胸を張れる独自スクープをお届けすることをお約束します。2017年5月18日 「週刊文春」編集長 新谷 学」と読者への理解を訴えていた。

最終更新:5/18(木) 14:23

スポーツ報知