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高安、馬力で圧倒=勝負の場所で序盤無傷-大相撲夏場所

時事通信 5/18(木) 20:55配信

 相手の遠藤は前日に兄弟子の稀勢の里を破っており、過去の対戦でも5勝6敗とリードを許していた。そんな難敵を前にしても、高安は「いつもと一緒」。平常心で土俵に上がった。

 立ち合いもいつも通りに、右からかちあげ気味に当たった。遠藤を起こし切れなかったものの、圧力をかけて左四つとなり、下手を引いたから自然と流れが良くなる。

 右からの強烈なおっつけを効かせて、ぐっと前進。「手順良くしっかり前に出られた」と取り口を振り返る表情も、堂々としたものだ。

 相手をはじき飛ばすような立ち合いの強さを見せて、白星を五つ並べている。八角理事長(元横綱北勝海)も「勢いを感じさせる。ただ勝つだけでなく、内容がいい」と高く評価する。

 初場所から11勝、12勝と積み重ね、大関昇進の目安とされる33勝には、今場所10勝で到達する。「内容は全体的にいい。しっかりあしたも前向きな相撲をしたい」。昇進ラインはもちろん、稀勢の里に刺激を受けて「優勝」も見据える意欲的な気持ちが、さらに馬力を加速させる。

最終更新:5/18(木) 21:13

時事通信