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【山村宏樹 一発解投】則本の奪三振量産は、マー直伝スプリット

スポーツ報知 5/19(金) 11:02配信

 楽天・則本が、17日の日本ハム戦で史上5人目となる5試合連続2ケタ奪三振を成し遂げた。腕の振りの速さと強さが感じられ、凄い投手だと改めて思った。

 則本は元々、奪三振数が多い投手ではある。が、これだけコンスタントに三振を取れるのはなぜか? 理由の一つとしては、縦の変化球としてフォークに代わり、スプリットを使い始めたことが挙げられる。ヤンキース・田中から教わったものだろう。精度はまだ田中ほどではないが、非常に有効な武器だ。

 フォークは球を人さし指と中指の間に深く挟んで投げるもので、球が抜けやすい。一方、スプリットは挟み方が浅く、抜ける心配はない。ある程度低めに投げておけば落ちる。フォークより落差は小さくてもスピードが速い、このスプリットを投げることで、則本のストレートがさらに生きてくる。相手打者がスプリットを意識しているところへ、球威のある真っすぐが高めへ来れば対応するのは難しい。次回登板は24日のオリックス戦になる可能性が高いが、6試合連続2ケタ奪三振の日本タイ記録を達成する可能性は十分ある。

 打線に関しては、この日本ハム戦は今季の典型的なゲームといえる。打線が全てつながり、初回に5点取られても沈むことがない。茂木、ペゲーロの1、2番コンビが好調を維持しているのに加え、3番・ウィーラーが最近5試合で4本塁打と、4番・アマダーとともに調子を上げてきた。銀次、岡島、藤田らもコンスタントに打っている。ケガだけが怖いが、梨田監督が組んだ2017年型オーダーが、いよいよ真価を発揮してきた。(スポーツコメンテーター、随時掲載)

最終更新:5/19(金) 11:03

スポーツ報知

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