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【広島】中村祐、6回2失点でチーム日本人初デビュー2戦2勝!

スポーツ報知 5/19(金) 6:05配信

◆広島9―2DeNA(18日・マツダスタジアム)

 マエケンも黒田も成し得なかった偉業を、あっさりと達成した。中村祐はプロ2度目の先発で、6回2失点で2勝目。初勝利から2戦2勝は、球団ではチェコ、バリントン以来、日本人では史上初の快挙だ。それでも「これからもっともっと勝ちに貢献できるように練習していきたい」と浮かれず、表情を引き締めた。

 3日の中日戦(マツダ)以来、中14日のマウンド。初回は先頭の桑原に四球を与えるなどいきなり2失点。不安定だったが、2回以降は、走者がいなくてもセットポジションに切り替え6回までゼロを並べた。「頭では分かっていても体が興奮していて、りきんでしまいました。セットにしてからは、はまってくれました」と修正力の高さも示した。

 勝負の4年目。今春キャンプでの発見が好循環を生み出した。中崎ら1軍選手のトレーニングを目にして「まねをしていいと思うものを取り入れた」と中村祐。昨季は肩の故障に苦しんだが、肩甲骨回りのトレーニングやネットスローを導入。「肩がほぐれる感じがありました」と、その効果は十分だ。

 5回2死一塁の第3打席では右前へプロ初安打も記録。ウィニングボールと2つの記念球をゲットした。3日の初勝利のウィニングボールが、まさかの行方不明となっており「2つもらいました。今度こそはしっかりと渡したい」と両親の元に届けるつもりだ。

 チームは今季初のDeNA戦の勝ち越しで首位・阪神に1・5ゲーム差。緒方監督は「次は初回から自分のいいボールを投げられるようにね」と注文をつけたが、それは期待の大きさゆえだ。次回の登板は未定だが、21歳の力投が、前夜の逆転負けの嫌な流れを払拭した。(酒谷 裕)

 ◆中村 祐太(なかむら・ゆうた)1995年8月31日、東京・江戸川区生まれ。21歳。関東第一高では楽天・オコエの2学年先輩で、2年センバツでベスト4。13年ドラフト5位で広島入り。入団時にドジャース・前田健太を目標に掲げ、フォームが似ていることから「マエケン2世」と呼ばれる。182センチ、80キロ。右投右打。年俸450万円。

最終更新:5/19(金) 8:47

スポーツ報知

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