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1~3月期GDP、年2・2%増 5四半期連続プラス成長

産経新聞 5/18(木) 9:01配信

 内閣府が18日発表した平成29年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動を除く実質で前期比0・5%増、このペースが1年間続くと仮定した年率換算で2・2%増だった。プラス成長は5四半期連続。伸び率は28年10~12月期(1・4%)より拡大した。プラス成長の連続は、17年1~3月期から18年4~6月期にかけての「6四半期連続」以来、約11年ぶりの長さ。

 世界的なIT需要の回復でアジア向けの機械類の輸出が伸びたほか、国内の個人消費が堅調だった。

 項目別では輸出が2・1%増と3四半期連続でプラス。中国など向けの半導体製造装置が好調だったほか訪日外国人客の消費拡大も追い風となった。輸入は、衣服や身の回り品を中心に1・4%増と、2四半期連続で増加した。

 内需では、個人消費が0・4%増と5四半期連続のプラス。スマートフォンやや衣服が伸びたほか、昨年10~12月期にみられた生鮮食品の価格高騰が収まったことが後押しした。

 企業の設備投資は0・2%増と2四半期連続プラス。船舶、通信機器関連がプラスに寄与した。住宅投資は東京五輪の選手村着工もあり、0・7%増と5四半期連続のプラス。公共投資は0・1%減と3四半期連続でマイナスになった。

 景気実感に近い名目GDPは前期比0・03%減、年率0・1%減と5四半期ぶりのマイナス成長だった。28年度通年のGDPは実質で年率1・3%増と、2年連続のプラス成長を確保した。

最終更新:5/18(木) 10:36

産経新聞